残されたもの : ディーン・リーパー物語
著者
書誌事項
残されたもの : ディーン・リーパー物語
リブリオ出版, 1989.12
- タイトル読み
-
ノコサレタ モノ : ディーン リーパー モノガタリ
大学図書館所蔵 件 / 全5件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
1954年9月26日。青函連絡船の洞爺丸は、大型の台風がちかづく函館港を出港、青森へ向かいました。アメリカ人宣教師のティーンもその船に乗っていました。まさか、数時間後に、死者1155人、「世界で2番目」といわれるほどの大事故に巻きこまれようとは、夢にも思わずに。ディーンは自分の救命胴衣をぬいで、ちかくにいた日本人にわたしました。そして、さらに目の前を流れていく救命胴衣をつぎつぎに—妻と4人の子どもたちをおいて、33歳の生涯をかけぬけていった彼のすがたは、残された多くの人びとの心に、いまも生きつづけています。
目次
- 「あの日」のできごと
- 遠くを見つめて
- 戦争の足音
- 言語将校
- 日本への道
- 九月二十六日
- 証言
- 残された人びと
- アメリカへ
「BOOKデータベース」 より