薔薇物語 : 中世英語版
著者
書誌事項
薔薇物語 : 中世英語版
南雲堂フェニックス, 2001.6
- タイトル別名
-
The romaunt of the rose
Le Roman de la Rose
- タイトル読み
-
バラ モノガタリ : チュウセイ エイゴバン
- 統一タイトル
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注記
翻訳底本: Larry D. Benson ed., The riverside Chaucer, 3rd edition, Oxford University Press, 1988
関連文献一覧: p227-238
内容説明・目次
内容説明
本書は、中世英文学の大詩人チョーサーが詩人としての修業時代に、自ら翻訳を手掛けたとされる、十三世紀仏文学の傑作。夢のアレゴリーの器に盛って「宮廷風恋愛」と「現実的性愛」という、中世の相異なる二つの世俗的恋愛観を詠んで、チョーサー文学の詞藻の泉源として、生涯その詩業に深く影響を及ぼした作品である。
目次
- 薔薇物語 前編(ギョーム・ド・ロリス)(詩人の夢;詩人は彫像のある庭園の城壁に来る;詩人は“悦楽”の園に入る ほか)
- 薔薇物語 後編(ジャン・ド・マン)(“愛人”は絶望する;“理性”が再び“愛人”を訪ねる;“理性”が“青春”と“老年”の比較をする ほか)
「BOOKデータベース」 より