検証・幻の新聞「民衆時報」 : ファシズムの台頭と報道の原点

書誌事項

検証・幻の新聞「民衆時報」 : ファシズムの台頭と報道の原点

金賛汀著

三五館, 2001.7

タイトル別名

検証・幻の新聞『民衆時報』

検証幻の新聞民衆時報 : ファシズムの台頭と報道の原点

タイトル読み

ケンショウ マボロシ ノ シンブン ミンシュウ ジホウ : ファシズム ノ タイトウ ト ホウドウ ノ ゲンテン

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注記

在日朝鮮人社会運動概要年表(一九三三年一月〜三七年十二月): p326-334

内容説明・目次

内容説明

『民衆時報』は、一九三五(昭和十)‐三六年の短い期間、大阪で朝鮮語による六〜八頁のタブロイド判新聞として発行されていた。当時、日本治安当局の発禁処分を受けて押収され、敗戦直後には在日朝鮮人弾圧の証拠隠滅のため廃棄処分された。戦前・戦後の一時期、在日朝鮮人、日本人の社会活動家の間にその存在は知られていたが、その人たちも実物を目にしたことのなかった幻の新聞である。日本の言論出版史上に異彩を放つ、新聞の全貌。

目次

  • 1 命を懸けた新聞発行人(燃え盛るファシズムに抗い;創刊号と二号にその姿勢が見えた)
  • 2 日本社会の最底辺から(朝鮮人バラック集落;紙面に漂う庶民の生活 ほか)
  • 3 内なる差別、外からの差別(融和団体とは何なのか;在日児童と義務教育 ほか)
  • 4 民族と国際連帯(朝鮮文化に胸張る在日社会;コラムに見る世相 ほか)
  • 終章 発禁、廃刊を招いた記事—紙面に漂う絶望感

「BOOKデータベース」 より

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