日本の古代国家
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日本の古代国家
(岩波モダンクラシックス)
岩波書店, 2001.7
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ニホン ノ コダイ コッカ
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注記
標題紙裏の表示: "本書は1971年1月、「日本歴史叢書」の1冊として岩波書店より刊行された"
内容説明・目次
内容説明
「古代国家の一般的属性と諸機能と特殊性を全面的にあきらかに」することを目指した本書は、日本国家の起源をめぐる戦後歴史学の最高の達成であると同時に、現代日本の国家主義への原理的批判の書でもある。厳密な学問的努力が持ちうるアクチュアリティを、本書ほど示すものはない。
目次
- 第1章 国家成立史における国際的契機(交通の問題、戦争と内乱の周期;権力集中の諸類型、推古朝 ほか)
- 第2章 大化改新の史的意義(改新の課題、史料批判の問題;人民の地域的編成、王民制から公民制へ ほか)
- 第3章 国家機構と古代官僚制の成立(過渡期としての天智朝;「政ノ要ハ軍事ナリ」天武・持統朝 ほか)
- 第4章 古代国家と生産関係(首長制の生産関係;国造制と国家の成立過程)
「BOOKデータベース」 より