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髑髏の結社・SSの歴史

ハインツ・ヘーネ [著] ; 森亮一訳

(講談社学術文庫, [1493, 1494])

講談社, 2001.7-2001.8

Other Title

Der Orden unter dem Totenkopf

SSの歴史 : 髑髏の結社

Title Transcription

ドクロ ノ ケッシャ SS ノ レキシ

Note

原書の出版事項: München : C. Bertelsmann Verlag , c1967

原本は, 1981年フジ出版社より刊行

Description and Table of Contents
Volume

上 ISBN 9784061594937

Description

黒い制服を身にまとい、第三帝国の警察権と諜報機関を掌握し、欧州を恐怖におとしいれたナチス親衛隊。膨大な、収集情報・記録文書や出版物、当事者の証言をジャーナリスティックな視点で読みとき、結社の内情を冷徹に分析する著者の筆は冴えわたり、今なお我々を呪縛する“SS神話”を解体していく。ナチス研究史に大きな足跡を残す名著、待望の文庫化。

Table of Contents

  • SSの形成
  • ハインリヒ・ヒムラー
  • ボディガードから党警察へ
  • 権力の掌握
  • レーム一揆
  • SS結社
  • ハイドリヒとゲシュタポ
  • SD—SS保安諜報部
  • RSHA—帝国公安本部
  • SSと国外政策
Volume

下 ISBN 9784061594944

Description

ナチス親衛隊に「鉄の結束」は存在しなかった。それは総統ヒトラーへの忠誠心にのみ支えられた、多頭・多元的な構造をもつ、対立と混乱の集団だった。夢想家と殺戮者、理想主義者と思考なき傭兵—。小心で名誉と権力に憧れる“普通の人間”が生み出した狂気は、欧州の悪夢となり、人類に悲惨な記憶を残した。我々はこの歴史から何を学ぶべきなのか。

Table of Contents

  • 東方民族政策
  • 最終的解決
  • SSの権力とその失墜
  • 武装SS
  • SSとドイツ抵抗運動
  • 終局

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