快楽は重箱のスミに
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快楽は重箱のスミに
(幻冬舎文庫)
幻冬舎, 2001.2
- タイトル読み
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カイラク ワ ジュウバコ ノ スミ ニ
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内容説明・目次
内容説明
大きな「獲物」を狙う耳アカ取り、なるべくたくさんの面積がいっぺんに取れるようそーっとはがしていく日焼け後の「皮剥き」、「苦労好き」な日本人に達成感を与えてくれるカニ食い…。身近にありつつなんだかセコい、人知れず楽しみたい日本人ならではの快楽。ハマれば二度と抜け出せない禁断の「気持ちいい」エッセイ集。
目次
- 第1章 肉体から得る快楽(抜け毛—自己愛、死体愛、マゾヒズム;睫毛—つまみ出した時に感じる小さな感謝;やけた皮膚—夏の終わりのライトな脱皮 ほか)
- 第2章 他者から得る快楽(シャンプー—美容院で落ちてしまう、かりそめの恋;猫—じらされたくて;猫の舌—せわしなく動くピンク色の剣山 ほか)
- 第3章 食べ物から得る快楽(生卵—膜を破る瞬間に感じる、ちょっとした罪悪感;ゼリー—舌を包むぬめりと冷気;カニ—苦労して達成するプロセスは人生の縮図 ほか)
- 第4章 行為から得る快楽(小銭で支払う—消費税導入がもたらした精神的高揚;包丁を使う—残酷の向こう側にある爽快感;単純作業—イケナイと思っても止められない手 ほか)
「BOOKデータベース」 より