禅宗相伝資料の研究
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禅宗相伝資料の研究
法藏館, 2001.5
- 上巻
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- タイトル読み
-
ゼンシュウ ソウデン シリョウ ノ ケンキュウ
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注記
索引:下巻にあり
内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784831876362
内容説明
日本の古代仏教が、その鎮護国家的役割や八宗体制の枠を超え、広く社会の諸階層や諸地域に浸透するのが中世であるが、本書では、その際、仏教はどのような人間観を説いて生き方を示唆し、具体的にいかなる社会的・宗教的機能を果たしたかを探る。この課題を論ずる基本資(史)料として、伝統的に禅宗内で密かに師から弟子へと相承伝持されてきた「禅宗相伝資料」、なかでも各種の宗教儀礼にうかがわれる霊魂観・他界観、身分社会特有の諸種の通念を直接反映させて成立した「切紙資料」を取りあげてこれを分析検討し、宗教史的側面から中世社会史の実態に迫る。
目次
- 序篇 禅宗史研究と禅籍抄物資料(中世洞門抄物資料の成立と展開;中世禅宗史研究・教団史研究と禅籍抄物資料)
- 第1篇 語録抄から門参・代語へ(語録抄について—峨山和尚誦抄『自得暉録抄』;美濃竜泰寺所蔵の代語・門参資料;肥前円応寺所蔵の代語・門参資料)
- 第2篇 中世曹洞宗における切紙資料の成立・相伝と分類(中世曹洞宗切紙資料の分類;叢林行事関係切紙;行履物関係切紙 ほか)
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784831876379
目次
- 第2篇 中世曹洞宗における切紙資料の成立・相伝と分類(室内(嗣法・三物・血脈)関係切紙;参話(宗旨・公案・口訣)関係切紙)
- 第3篇 中世後期における切紙相伝とその社会的機能(中世曹洞宗における授戒儀礼—種々の授戒儀礼指南書の発生とその社会的機能;中世禅宗と神仏習合—霊山信仰と曹洞宗の地方展開;中世禅宗と陰陽道;美濃妙応寺所蔵切紙の資料的価値 ほか)
「BOOKデータベース」 より