「怪しげな時代」の思想
著者
書誌事項
「怪しげな時代」の思想
(PHP文庫)
PHP研究所, 1989.3
- タイトル読み
-
アヤシゲナ ジダイ ノ シソウ
大学図書館所蔵 件 / 全2件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
時代の転換期にあっては、うさんくさいもの、正体不明なものが次々と出現してくる。そして、往々にしてそれらは「怪しげなもの」たちの中から、社会の古いパラダイムを切り崩し、次の時代を切り拓く価値や文化が生まれてくる。急激に変化しつつある現代はまさに「怪しげな時代」であり、だからこそ、何がどう変わるのか、何が変わらないのか、を見極めなければならない—。ポスト「成熟」時代に向けて、歴史と人間への深い洞察の上に変化の方向性をみすえた、著者会心の評論集。
目次
- プロローグ 「怪しげな社会」が発明を生む
- 1部 繁栄・日本を生んだ知恵(“自助”の精神と日本人の尊厳;活力を生む“正統”のパラドックス—日本人と天皇)
- 2部 先達の英知を今に活かす(孔子から学ぶ“知的”ライフ・スタイル—『論語』にまつわる思い出;古典の知恵・アラカルト)
- 3部 ’90年代・日本の可能性(ゆるやかな“鎖国”の提唱;“強い集団”のメカニズム)
- 4部 ポスト「成熟」時代の視点《対談》(「知恵の文化」が日本を変える—堺屋太一氏;女が“逆転する日”は来るか—日下公人氏;現代は文明の“大逆転”期—石井威望氏)
「BOOKデータベース」 より