Bibliographic Information

ドキュメント神風

デニス・ウォーナー [ほか] 著 ; 妹尾作太男訳

(徳間文庫)

徳間書店, 1989.8

Other Title

The sacred warriors

Title Transcription

ドキュメント カミカゼ

Available at  / 6 libraries

Note

底本は1982年5月時事通信社刊

付録「特別攻撃戦果一覧表」「日本軍が使用した特攻機、人間魚雷、特攻艇」「日本軍の航空特攻戦死者内訳」: 下p165-232

主要参考文献: 下p233-249

邦訳参考文献: 下p256

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784195988541

Description

中国大陸の戦争が泥沼化し、事態の打開を計った真珠湾への奇襲から2年余。ミッドウェー海戦の大敗に続いてガダルカナル撤退、アッツ島玉砕と、南方戦線は悲劇的様相を呈しつつあった。昭和19年6月、米艦隊機動部隊は西太平洋上サイパン島上陸を敢行、追い詰められた日本軍は同7月7日末明、“バンザイ突撃”で玉砕。同じころ、参謀本部は“特別攻撃”の準備を進めていた。

Table of Contents

  • 第1章 太平洋の人柱
  • 第2章 地獄谷から
  • 第3章 九段の英霊
  • 第4章 奇跡の演出
  • 第5章 “神風”の登場
  • 第6章 「セント・ロー」の撃沈
  • 第7章 みな生きて帰るな
Volume

中 ISBN 9784195988558

Description

特攻は、単に飛行機で突撃に限らず、ロケツト推進の自殺爆弾「桜花」や、人間魚雷「回天」の研究開発も、着々と進められた。と同時に、一命を賭して御国を守る“決死的攻撃”への国民的な称揚と使命感の醸成も大々的に繰り広げられていた。昭和19年10月、レイテ沖海戦の開始とともに“神風”特攻は始まった。一部軍人にあった逡巡も雪崩れる時流の前で、ひたすら特攻敢行に走り始めた…。

Table of Contents

  • 第8章 子らはみな戦のにはに
  • 第9章 死すべきとき
  • 第10章 皆死ね、みな死ね
  • 第11章 桜花と菊水
  • 第12章 落日の輝き
  • 第13章 血に煙る新月
  • 第14章 哨戒艦艇の死闘
Volume

下 ISBN 9784195988565

Description

日本軍の航空兵力が激減するなか、特攻は繰り返された。米軍の沖縄包囲は狭まり、B29による各地への空襲も頻度を高めた。だが特攻作戦当初のある種の熱気が、少しずつ薄らいでいったのも隠せない事実であった。「作戦」と名づけるには余りに無謀な、そして無惨な選択ではなかったか?戦後四十余年、日米双方の稠密な資料と取材で、特攻の足跡を辿り、その実態を浮き彫りにしたドキュメント巨篇完結篇。

Table of Contents

  • 駆逐艦乗りは立派だ
  • 皆殺し作戦準備
  • 九州上陸作戦
  • 戦い終わりて
  • 付録(特別攻撃戦果一覧表;日本軍が使用した特攻機、人間魚雷、特攻艇;日本軍の航空特攻戦死者内訳)

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