書誌事項

近代日本の政治と社会

三上昭美先生古稀記念論文集刊行会編集

三上昭美先生古稀記念論文集刊行会 , 岩田書院 (発売), 2001.5

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ セイジ ト シャカイ

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注記

三上昭美先生略年譜: p509-520

内容説明・目次

内容説明

本書は、平成十三年一月一日、三上昭美先生の古稀を迎えるにあたり、先生のもとで学んだ卒業生一同の感謝の気持ちをあらわすため、有志を中心として企画された。ここに収録された論文の数々は、それぞれが日々の研鑚の中で執筆した個別論文である。はじめから全体を通した統一テーマを持ったものではない。日本の近代化は、円熟・爛熟に達した近世のさまざまな文化を母体にしながら、その全てにわたって新たな秩序を生み出そうとした闘いの過程でもあると言えるだろう。ここに収録された論文は、そうした個々の事実を雄弁に物語っている。ただ単に欧米の仕組みや制度を模倣するだけでなく、その合理性を咀嚼し日本型に作り上げるという離れ業の数々をも解き明かしている。本書ではテーマごとにまとめ、その中を時代順に配列した。

目次

  • 幕末・明治の地域と社会(近世後期における地域アイデンティティーと村落運営;寺社領上知の地域的展開 ほか)
  • 明治国家の機構と社会(太政官三院制創設期の右院;明治前期における内務省の官林政策について ほか)
  • 昭和の政治と社会(昭和初期における地方政治構造の変貌;情報の歪曲・宥和の障害)
  • 歴史的環境と編纂事業(愛媛県の「皇国地誌」編纂;地域社会における歴史環境の生成と変容)
  • 史料紹介(戊辰戦役に官軍として出兵した旗本家中(『軍中留誌』紹介);資料のディジタル化)
  • 三上昭美先生略年譜(付・高梁中学校・高校の思いで)

「BOOKデータベース」 より

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