にっぽん心中考
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にっぽん心中考
(文春文庫, [さ-26-2])
文藝春秋, 2001.2
- タイトル読み
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ニッポン シンジュウコウ
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注記
参考にした主な本: p289-291
青弓社 1998年刊の文庫化
内容説明・目次
内容説明
元新聞記者の著者が、古今世間を騒がせた情死事件に、厖大な資料をひもといてアプローチ。愛新覚羅慧生から有島武郎、坂田山心中、戦下の心中など、世相を映す事件の数々を独特の語り口で検証する。「情死ラッシュの時代」「何故に目立つ慶応ボーイ」等ユニークな視点をおりまぜて、はかりしれない人間の機微を穿つ、珍奇哀談集。
目次
- 第1章 小説なればこその『失楽園』
- 第2章 「天国に結ぶ恋」の世界
- 第3章 “伝説”の色あせる舞台裏
- 第4章 大正自由主義の“先駆者”たち
- 第5章 空前—昭和戦前は情死ラッシュ
- 第6章 戦後の混乱と繁栄を映して
- 第7章 さまざまなるパラドックス
- 第8章 情死はときにミステリアス
- 第9章 人生最後のバラエティー
- 第10章 にっぽん大情死時代の終幕
「BOOKデータベース」 より