言葉の虫めがね
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言葉の虫めがね
(角川文庫)
角川書店, 2001.6
- タイトル読み
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コトバ ノ ムシメガネ
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内容説明・目次
内容説明
たとえば万葉集をひもとけば、千年以上前の言葉が、そこにはある。私が口ずさめ、千年の時空を越えて、鮮度を落とすことなく言葉は蘇る。言葉は、永遠なのだ。けれどたとえば、今日私が恋人に言った「好き」という言葉は、今日の二人のあいだで成立している、たった一度きりのもの。言葉は一瞬のものでもあるのだ—。読むこと、詠むこと、口ずさむこと。言葉を観察し、発見するエッセイ集。
目次
- ダンボの耳から(トカ弁—婉曲表現の現在;超むかつく—言葉の激辛ブーム;彼氏とカレシ—どっちが本命?;面と向かって—パソコン通信というコミュニケーション ほか)
- 言葉の味(啄木の無意識の力;啄木の冷めた部分—百首選を終えて;虐げる感覚;白鳥の一首 ほか)
「BOOKデータベース」 より