償い
著者
書誌事項
償い
幻冬舎, 2001.8
- タイトル別名
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Tsugunai
- タイトル読み
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ツグナイ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
「あの人は死んでよかったんだと思うよ」私が救った子供は、15歳の殺人鬼に成長していた?36歳の日高は子供の病死と妻の自殺で絶望し、エリート医師からホームレスになった。流れ着いた東京のベッド・タウン光市で、高齢者、障害者など社会的弱者ばかりが殺される連続ナイフ殺人事件が起き、日高は知り合った刑事の依頼で「探偵」となる。やがて彼は、かつて誘拐犯から命を救った15歳の少年・真人が犯人ではないかと疑い始める。「人の心の泣き声が聞こえる」という真人は、「不幸な人は死んでしまえば、もう不幸は感じずにすむ」と言う。自分が救った子供が殺人鬼になったのか—日高は悩み、真相を探るうち、真人の心の深い闇にたどり着く。感動のミステリ長篇。
「BOOKデータベース」 より