自我の起原 : 愛とエゴイズムの動物社会学
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書誌事項
自我の起原 : 愛とエゴイズムの動物社会学
(岩波モダンクラシックス)
岩波書店, 2001.9
- タイトル読み
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ジガ ノ キゲン : アイ ト エゴイズム ノ ドウブツ シャカイガク
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注記
初版: 岩波書店 , 1993年刊
真木悠介は見田宗介<DA00066428>と同一人物
本書の初形となった文書は, 「思想」1992年9月号〜12月号[本論], および「文学」1993年冬号[補論2]に掲載
文献: p153-157
内容説明・目次
内容説明
地球上に存在するあらゆる生命の歴史において、「個体」の発生とその主体化という出来事ほど画期的な事象はない。「人間的自我」の探究のために遺伝子理論・動物行動学・動物社会学の領域に踏み込み、「自我」成立の過程をさぐった野心作。
目次
- 1 動物の「利己/利他」行動
- 2 “利己的な遺伝子”理論
- 3 生成子の旅—“個の起原”の問い
- 4 共生系としての個体—個体性の起原
- 5 “創造主に反逆する者”—主体性の起原
- 6 “かけがえのない個”という感覚—自己意識の起原
- 7 誘惑の磁場—エクスタシー論
- テレオノミーの開放系—個の自己裂開的な構造
- 補論1 “自我の比較社会学”ノート
- 補論2 性現象と宗教現象—自我の地平線
「BOOKデータベース」 より