日本古代の国家と仏教
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日本古代の国家と仏教
(岩波モダンクラシックス)
岩波書店, 2001.9
- タイトル読み
-
ニホン コダイ ノ コッカ ト ブッキョウ
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注記
本書は1971年1月、「日本歴史叢書」の1冊として岩波書店より刊行
内容説明・目次
内容説明
貴族層を担い手とする古代の国家仏教が、中世になって広範な人びとに受容され、鎌倉仏教と総称される創造的な活動へといたるのはなぜか。古代国家の解体が生み出した「思考の自由の空間」を析出し、「日本特有の仏教」のもつ普遍性を明らかにする。
目次
- 前篇 律令国家と仏教(憲法十七条と三経義疏;律令的国家仏教の形成;大乗仏教の社会的実践;律令的国家仏教の変革)
- 中篇 王朝国家と仏教(天台浄土教と王朝貴族社会;説話集からみた平安朝の民間仏教;別所念仏の思想と集団)
- 後篇 鎌倉仏教と国家(専修念仏と念仏停止;鎌倉仏教と復古主義)
「BOOKデータベース」 より