宮沢賢治の霊の世界 : ほんとうの愛と幸福を探して

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宮沢賢治の霊の世界 : ほんとうの愛と幸福を探して

桑原啓善著

でくのぼう出版 , 星雲社 (発売), 2001.6

Title Transcription

ミヤザワ ケンジ ノ レイ ノ セカイ : ホントウ ノ アイ ト コウフク オ サガシテ

Available at  / 19 libraries

Note

平成4年に土曜美術出版から発売されたものの新装改版

Description and Table of Contents

Description

賢治の目には霊の世界が見えていた。臨終の日の朝、賢治は幽体離脱して森佐一の家を訪れた。この驚くべき事実から賢治文学の神秘と深淵のベールが開かれていく。本書はこれまでの宮沢賢治論に風穴を開ける衝撃の書である。

Table of Contents

  • 私見—宮沢賢治(「鬼神」について;臨終の日の宮沢賢治 ほか)
  • 異次元世界を描写してみせた『銀河鉄道の夜』(空即是色(銀河ステーションから小さな停車場まで);ほんたうのさいはひは菩薩行(ひどい高原からきれいな野原まで))
  • 霊的視点から見た宮沢賢治その人と思想(プロローグ—賢治の魅力をたずねて;詩とは—革命のための異次元風景スケッチ ほか)
  • 賢治と預言—地上天国をつくる魔術師、デクノボー(法華経と日蓮の影響;妹トシの死と霊覚 ほか)
  • 詩人は予言者か—ネオ・シュルレアリスムについて(人類が滅亡して後、詩は存在したといえるか;アラジンの寓話 ほか)

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