書誌事項

大正デモクラシー・天皇制・キリスト教

富坂キリスト教センター編

(近現代天皇制を考える, 2)

新教出版社, 2001.9

タイトル別名

大正デモクラシー天皇制キリスト教

タイトル読み

タイショウ デモクラシー テンノウセイ キリストキョウ

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注記

はじめに(土肥明夫), あとがき(片野真佐子)

富坂キリスト教センター内における「キリスト教と天皇制IV」研究会の研究員が執筆、寄稿した論文を収録したもの

収録内容

  • 第1章: 河上肇と吉野作造における国家・天皇・民衆 / 今井清一 [著]
  • 第2章: 上杉慎吉論 / 伊藤晃 [著]
  • 第3章: 近代皇后像の形成 : 貞明皇后の場合 / 片野真佐子 [著]
  • 第4章: 廃娼と存娼 : その相克と協調 / 藤野豊 [著]
  • 第5章: 朝鮮総督府の墓埋政策と民衆の墓地風水信仰 : 一九二〇年代までを中心に / 青野正明 [著]
  • 第6章: 一九一〇、二〇年代における朝鮮の天皇制教育 / 佐野通夫 [著]
  • 第7章: 羽仁もと子、吉一論 : 家庭と子どもと婦人 / 葛井義憲 [著]|ハニ モトコ ヨシカズ ロン : カテイ ト コドモ ト フジン
  • 第8章: 「大正デモクラシー」と賀川豊彦 : 天皇制意識との関連で / 倉橋克人 [著]
  • 第9章: 近代天皇制とキリスト教 : 日比谷焼打事件より虎の門事件まで / 土肥昭夫 [著]
  • 補論: 満州事変下の吉野作造 / 松尾尊兊 [著]

内容説明・目次

内容説明

富坂キリスト教センターは、1992年に研究活動を開始して以来、台頭しつつある天皇制の問題に注目し、そのキリスト教とのかかわりを1つの重要な研究課題として継続的に取り組んできた。1995年12月のセンター理事会の承認を得て、翌年3月に発足した「キリスト教と天皇制4」研究会で、毎年3回開かれた研究会における毎回2名の研究員の報告と討論を経て、各自が自らのテーマを選び、自己の執筆責任において寄稿した論文を収録したのが、本書である。研究参加者は大正デモクラシー・天皇制・キリスト教のうち2つないし3つの問題を念頭において自由に執筆することになった。

目次

  • 第1章 河上肇と吉野作造における国家・天皇・民衆
  • 第2章 上杉慎吉論
  • 第3章 近代皇后像の形成—貞明皇后の場合
  • 第4章 廃娼と存娼—その相克と協調
  • 第5章 朝鮮総督府の墓埋政策と民衆の墓地風水信仰—1920年代までを中心に
  • 第6章 1910、20年代における朝鮮の天皇制教育
  • 第7章 羽仁もと子、吉一論—家庭と子どもと婦人
  • 第8章 「大正デモクラシー」と賀川豊彦—天皇制意識との関連で
  • 第9章 近代天皇制とキリスト教—日比谷焼打事件より虎の門事件まで
  • 補論 満州事変下の吉野作造

「BOOKデータベース」 より

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