混沌 (カオス) の脳
著者
書誌事項
混沌 (カオス) の脳
角川書店, 2001.1
- タイトル別名
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混沌の脳
- タイトル読み
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カオス ノ ノウ
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内容説明・目次
内容説明
高校生活最後の春休みに突然、意識不明になった僕、都築恒平は、見覚えのない豪邸のベッドで目を覚ました。しかも、驚いたことに、やつれきった中年の男の姿に変貌しているではないか!やがて、妻と称する母親ほどの年長の美女、圭子が現れる。混乱する僕の目の前で、18歳の自分がペニスを隆々と勃起させて圭子にのしかかっていく—。勝ち誇った笑みを浮かべた‘彼’は僕の最愛の恋人、加奈に危害を加えることを示唆して去っていった。不可思議な出来事の説明を求めて詰め寄る僕をかわした圭子だが、まもなく真っ赤な絨毯の上で首吊り死体となって発見される。屋敷の研究室にあった黄色く変色したゲーテの大作『ファウスト』はいったい何を意味するのか?18歳の自分に宛てた遺言状の意図は?21世紀に起こりうる悪夢を予言する異色のジャンルミックス長編書き下ろし。
「BOOKデータベース」 より