外科領域における癌免疫療法 : その理論と実際
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外科領域における癌免疫療法 : その理論と実際
ライフサイエンス・メディカ, 2001.8
- タイトル読み
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ゲカ リョウイキ ニ オケル ガン メンエキ リョウホウ : ソノ リロン ト ジッサイ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、臨床医、特に若手の外科医に癌の免疫療法について興味をもっていただくべく企画されたものである。発刊にあたっては、腫瘍免疫についての内容を、従来の教科書や専門書的なものというよりは、一般の外科医を対象とした内容とし、特に臨床の現場で活用できるように実際に現場で用いられている治療法のregimenを表にまとめるなどの工夫を行った。ただ、それだけではさびしいので、執筆の先生方に、最近の研究結果を追加して、内容、分量の制限なしに自由に執筆していただいた。
目次
- 癌のバイオセラピー:抗腫瘍BRMの歴史と展望
- Th1/Th2バランス
- 末期癌患者のTh2優位とCARSの状態
- 免疫学を基盤とした癌性腹膜炎治療
- 消化器癌の局所療法としてのBRM腫瘍内局所投与とBRMによるTh1/Th2バランスコントロール
- 癌免疫療法における脾臓の役割
- 癌免疫療法と宿主要因—PSKによる胃癌・大腸癌患者の末梢血リンパ球の免疫能増強効果と腫瘍および宿主要因との関係について
- 進行・再発癌に対する養子免疫療法
- 癌の血漿潅流療法—血漿を体外で処理して生体に戻すことにより観察される腫瘍壊死について
- BRM製剤の直接抗腫瘍作用
- 胃癌の生物学的悪性度に基づいた遺伝子カルテの作成
- 癌の免疫監視機構からの回避機序—トクにFas/FasLシステムにより誘導されるアポトーシスからの回避を中心として
- 抗癌剤の免疫修飾作用(immunomodulation)—トクに癌化学療法による特異的抗腫瘍免疫の誘導について
「BOOKデータベース」 より