三三九度
著者
書誌事項
三三九度
岩波書店, 2001.10
- タイトル別名
-
三三九度 : 日本的契約の民俗誌
- タイトル読み
-
サンサンクド
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注記
参考文献: p215-218
内容説明・目次
内容説明
酒と盃は、契約の場には必須である。日本社会ではかつてさまざまな儀式で盃事が行われていた。結婚式の「三三九度」にはじまり「親子盃」「兄弟盃」「襲名盃」など、ひとつの盃を当事者と参列者で回し、約束事を固めるそのスタイルは、無形ながら拘束性を持つ契約事であり、生涯を契る儀式である。ムラ社会の盃事から、テキヤ・ヤクザ世界の襲名儀礼に到るまで、日本的契約の伝統をさぐる。
目次
- 序章 吉備高原上の祭礼
- 1章 輪島・「お当渡し」の盃
- 2章 テキヤ社会における盃事
- 3章 親子盃と兄弟盃
- 4章 祝言での女夫盃
- 終章 日本文化としての「盃事」
「BOOKデータベース」 より