民衆ジャーナリズムの歴史 : 自由民権から占領下沖縄まで
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書誌事項
民衆ジャーナリズムの歴史 : 自由民権から占領下沖縄まで
(講談社学術文庫, [1520])
講談社, 2001.11
- タイトル読み
-
ミンシュウ ジャーナリズム ノ レキシ : ジユウ ミンケン カラ センリョウカ オキナワ マデ
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注記
既出文献一覧: p387-389
1983年9月 (三一書房) 刊を底本とする
内容説明・目次
内容説明
日本近代100年の歴史は、言論の一大パノラマでもあった。自由民権、日清日露、大正デモクラシー、太平洋戦争。権力との妥協を重ねた中央マスコミと袂を分かち、全国に割拠した言論の群雄たちは、いかに自らを鍛え、どのように戦い、何を叫んできたのか?体制の巨大な力に踏まれながらなお、鮮烈な光を放ち続けた地方の星たちの「もうひとつのジャーナリズム」を展開する。
目次
- 歴史のなかの民衆ジャーナリズム
- 自由民権運動と明治木鐸的言論人の軌跡—西河通徹の言論活動
- 国民国家形成期の民衆言論の哀歓—島田三郎と『毎日新聞』
- 明治社会主義言論の流域—碧川企救男と反戦のジャーナリズム
- 明治地域主義言論の担い手—毛利柴庵と『牟婁新報』
- 大正デモクラシー運動と地方言論人—小林橘川と『名古屋新聞』の場合
- 地方プロレタリア・ジャーナリズムの史的展開—高市盛之助『大衆時代』の周辺
- ある農民運動家の蹉跌のコミュニケーション—荒岡庄太郎と『問題』
- 暗い時代の草の根の言論人—弘中柳三と『中国評論』
- 戦時下のキリスト教ジャーナリズム—住谷天来と非戦の言論
- 戦時下、ある小型ジャーナリズムの抵抗—『現代新聞批評』とその周辺
- 占領下沖縄ジャーナリズムの形成過程—民衆言論成立の一系譜として
「BOOKデータベース」 より