隠者の文学 : 苦悶する美
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隠者の文学 : 苦悶する美
(講談社学術文庫, [1521])
講談社, 2001.11
- タイトル読み
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インジャ ノ ブンガク : クモン スル ビ
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注記
原本: 1969年1月 (塙書房) 刊
内容説明・目次
内容説明
隠の精神とは何か。飛び立つ鴫、蘆の枯葉、その中に万有の寂寥と人生の無常を感じ、それを深い美へと昇華させた中世草庵の人々。閑寂な生活、人間の性の直視、漂泊の旅と絶対の孤独。長明・兼好・西行の隠の三つの様式を分析し、俳諧・石庭・利休の茶など、日本文化の底流を貫く「わび」「さび」の精神のルーツと本質を明らかにする。
目次
- 1 点描—序にかえて
- 2 隠者と隠者文学
- 3 隠遁
- 4 西行
- 5 長明—『方丈記』
- 6 兼好
- 7 連歌
- 8 茶—隠者的なるもの
「BOOKデータベース」 より