ラヴローフのナロードニキ主義歴史哲学 : 虚無を超えて

書誌事項

ラヴローフのナロードニキ主義歴史哲学 : 虚無を超えて

佐々木照央著

彩流社, 2001.11

タイトル別名

Народническая философия истории П.Л.Лаврова : преодоление нигилизма

Narodnicheskai︠a︡ filosofii︠a︡ istorii P.L.Lavrova : preodolenie nigilizma

タイトル読み

ラヴローフ ノ ナロードニキ シュギ レキシ テツガク : キョム オ コエテ

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注記

ラヴローフの肖像あり

ラヴローフ文献目録: 巻末p71-100

内容説明・目次

内容説明

ロシア貴族から生まれた民衆救済思想は自己改革の哲学でもあった。“人民への負債”の観念を訴え、ニヒリズムに抗したナロードニキ・ラヴローフの世界観と革命思想を、未公刊資料を多用しながら「人民の中へ」運動盛衰史のなかに位置づけ直す労作。

目次

  • 誕生と成長(1823‐1852)
  • クリミア戦争から農奴解放前までの思想的進化(1852‐1860)
  • 大改革期の哲学論争—出世作『人格論』をめぐる余計者論争
  • 60年代大改革期の社会運動への参加(1860‐1869)
  • 代表作『歴史書簡』における歴史哲学
  • 亡命とパリ・コンミュン体験(1870‐1871)
  • 『前進!』誌発行にいたる過程(1872‐1873)
  • ヴ・ナロードと革命戦術論争(1873‐1877)
  • 民族と宗教の問題への『前進!』の基本的態度
  • パリでの活動(1877‐1879)
  • 「人民の意志」党と「チョールヌィ・ペレデル」の狭間で(1880‐1882)
  • 「人民の意志」党支援と自由主義批判(1882‐1900)

「BOOKデータベース」 より

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