猫への詫び状
著者
書誌事項
猫への詫び状
(ラッコブックス)
新潮社, 2001.5
- タイトル読み
-
ネコ エノ ワビジョウ
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内容説明・目次
内容説明
せつないほど、悲しい—。だけど、出会えてよかった。各界19人が愛猫に捧げる、とっておきの感涙物語。
目次
- 高瀬春奈とミクロ、ナオ—一日二回インスリン注射を打って、糖尿病と闘った五年間
- 赤瀬川原平とクリ—成田から車を飛ばしても、五分の差で間に合わなかった臨終
- 田中貴子と福—壮絶ながん死から六年。月命日の墓参りを忘れたことはない
- 池田理代子とタヌキ—留守中に、風呂場の浴槽で溺死。まだまだ元気な二十一歳だったのに
- 寒川猫持とにゃん吉—貴君らにとりてはただの猫なりき吾にとりてはいのちなりけり
- 武田花とタマ—お盆の迎え火をめざして、両親と一緒に帰っておいで
- 松本零士と初代ミー、二代目ミー、揚羽の寅次郎、吉祥寺さくら—さようなら、宇宙のどこかでまた会う日まで
- 村松誠とツン—助からないものなら、たとえ命が短くなっても、家においてやればよかった
- 山本晋也とララ、ピーコ、ベネディクトス—遺体をアイスノンで冷やしながら一週間、抱いて寝た〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より