カネと自由と中国人 : ポスト天安門世代の価値観
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カネと自由と中国人 : ポスト天安門世代の価値観
(PHP新書, 178)
PHP研究所, 2001.11
- タイトル読み
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カネ ト ジユウ ト チュウゴクジン : ポスト テンアンモン セダイ ノ カチカン
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注記
巻末: 参考および引用文献・資料
内容説明・目次
内容説明
天安門事件以後、「社会主義市場経済」という歪な体制が中国人の価値観を変えた。タブーとされていた「カネ」と「自由」と「性」をなりふり構わず求め始めたのだ。彼らは、世界のあらゆる場に根を下ろしている。日本に潜む密航ビジネスや窃盗集団。欧米から共産党に挑む民主化運動の旗手たち。そして増殖する謎の集団・法輪功…。七〇年代より中国社会をルポしつづける著者が、新生チャイニーズの潜在力と民主化への胎動を肌で感じながら描いたノンフィクション。
目次
- 序章 新生チャイニーズの出現—「カネ」と「自由」への扉
- 第1章 中国租界への接近—日本人が知らない闇のビジネス(中国人の街、新宿・歌舞伎町;出稼ぎはネットワーク産業)
- 第2章 ポスト天安門世代—市場経済化に乗る新型チャイニーズ(ビジネス優先の国、中国;性を語るポスト天安門世代;とめられない法輪功の信者拡大;あるポスト天安門世代の転身)
- 第3章 奔流する巨龍—新世紀を開く米・中・日関係(中国の民主化のゆくえ;中国と台湾を隔てる海)
- 終章 新たな開国—外国人から隣人へ(加速する中国の市場経済化;チャイナの人流時代)
「BOOKデータベース」 より