司法改革
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書誌事項
司法改革
(文春新書, 212)
文藝春秋, 2001.11
- タイトル読み
-
シホウ カイカク
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内容説明・目次
内容説明
貸した金を取り返そうと裁判に訴えても、相手側が自分に不利な証拠を出さないために敗訴—こんなケースはいくらでもあり、それが社会の閉塞感となってあらわれている。テコでも動かないこの日本をどう変えたらいいのか?司法制度改革審議会が出した最終意見書で目玉とされる「裁判員制」などでお茶を濁している場合ではない。陪審制、それも民事分野での「民事陪審制」こそ、日本を変える切り札となる。気鋭の弁護士が提起する、熱き改革の書。
目次
- 第1章 お寒い日本の「法」の風景(悪人だけが法律に関心を持つ日本;法律は一筋縄ではいかない ほか)
- 第2章 テコでも動かない日本の現実(「裁判で強制されない法律」を守るわけがない;裁判ハクダラナイカラヤメロ ほか)
- 第3章 「陪審制」は政治で作れる(今なぜ「国民の司法参加」か;抜本的な改革は民事陪審から ほか)
- 第4章 「訴訟社会」アレルギーの貴兄に(司法は「票」にならない;焼け太りは絶対に許さない ほか)
- 第5章 「この国のかたち」と二十一世紀ボクらの生活(改革審で論じられた「この国のかたち」;諸々の改革のかなめ ほか)
「BOOKデータベース」 より