公と私の思想史
著者
書誌事項
公と私の思想史
(公共哲学 / 佐々木毅, 金泰昌編, 1)
東京大学出版会, 2001.11
- タイトル別名
-
Public and private in comparative intellectual histories
公と私の思想史
- タイトル読み
-
コウ ト シ ノ シソウシ
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注記
はじめに(佐々木毅), 今何故,公共哲学共同研究会なのか, 発題(I「西洋思想史における公と私」, II「中国思想史における公と私」), 総合討論I, 発題(III「イスラーム思想史における公と私」, IV「「おほやけ」と「わたくし」の語義」), 総合討論I, 発展協議, 特論: インド思想史における公と私, おわりに(金泰昌)
各発題の章末には討論を付す
第1回公共哲学共同研究会「比較思想史的脈絡から見た公私問題」(将来世代国際財団・将来世代総合研究所共同主催, 京都, 1998.4.25-27)に基づく
収録内容
- 今何故,公共哲学共同研究会なのか / 金泰昌 [執筆]
- 西洋思想史における公と私 / 福田歓一 [執筆]
- 中国思想史における公と私 / 溝口雄三 [執筆]
- 総合討論I / 金泰昌コーディネーター
- イスラーム思想史における公と私 / 板垣雄三 [執筆]
- 「おほやけ」「わたくし」の語義 : 「公」「私」, "Public" "Private" との比較において / 渡辺浩 [執筆]
- 総合討論II / 金泰昌コーディネーター
- 発展協議 / 金泰昌コーディネーター
- インド思想史における公と私 / 奈良毅 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
公私は、現実に対応する我々の認識や実践に規定され、また、文化や歴史や言語の違いによって公私をめぐる認識や実践が異なるが故に、比較思想史的考察が求められる。本巻では、西欧、中国、イスラーム、日本、インドを対象として、公私問題に関する思想史的視座を提示する。
目次
- 1 西欧思想史における公と私
- 2 中国思想史における公と私
- 3 イスラーム思想史における公と私
- 4 「おほやけ」「わたくし」の語義—「公」「私」、“Public”“Private”との比較において
- 特論 インド思想史における公と私
「BOOKデータベース」 より