都市と境界の民俗
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書誌事項
都市と境界の民俗
吉川弘文館, 2001.12
- タイトル読み
-
トシ ト キョウカイ ノ ミンゾク
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注記
宮田登の追悼論文を2冊にまとめたもののうちの1冊 (他の1冊は「心意と信仰の民俗」 <BA54745620>)
参考文献: 章末
収録内容
- 記録された系譜と記憶された系譜 : 沖縄における門中組織のヴァリエーション / 小熊誠 [著]
- 「郷土食」からの問い : 昭和戦前期における地方と農村女性への視線 / 矢野敬一 [著]
- 読み書きのフォークロア : 農書と私文書の検討から / 小池淳一 [著]
- 民国広東の乩壇「信善堂」とその宗教的世界 : 中国近代史における「民俗学的歴史」の試み / 志賀市子 [著]
- 首里と那覇の都市民俗 / 萩尾俊章 [著]
- 漁民の移住誌論 / 野地恒有 [著]
- トキと時 : 熊本県五木村のトキヨコイを手がかりに / 湯川洋司 [著]
- 日和見から血スジへ : 宮田王権論、もう一つの可能性 / 岩本通弥 [著]
- 明治期における家相見の活動 : リテラシーと書籍 / 宮内貴久 [著]
- 村落祭祀の二つの類型 / 菊池健策 [著]
- 淡水漁撈と儀礼 : 稲作社会における淡水漁撈の意義 / 安室知 [著]
- 宮古・八重山諸島の肉正月 / 萩原左人 [著]
- 相撲行事の総合的な捉え方試論 : 群馬県下の「ダンゴ相撲」と「ワラ相撲」を通して / チョムナード・シティサン [著]
内容説明・目次
内容説明
「民俗学的歴史」「都市・漁村」「日和見・王権論」「儀礼研究の展開」をテーマに、民俗学研究の最新成果を集成。沖縄の門中組織、昭和戦前期の郷土食等、宮田民俗学の継承と課題の克服を試みた多彩な論考十三編を収録。
目次
- 1 民俗学的歴史—近代の再認識(記録された系譜と記憶された系譜—沖縄における門中組織のヴァリエーション;「郷土食」からの問い—昭和戦前期における地方と農村女性への視線;読み書きのフォークロア—農書と私文書の検討から ほか)
- 2 都市・漁村—非農業民の民俗研究(首里と那覇の都市民俗;漁民の移住誌論)
- 3 日和見・王権論(トキと時—熊本県五木村のトキヨコイを手がかりに;日和見から血スジへ—宮田王権論、もう一つの可能性 ほか)
- 4 儀礼研究の展開(村落祭祀の二つの類型;淡水漁撈と儀礼—稲作社会における淡水漁撈の意義 ほか)
「BOOKデータベース」 より