イスラムはなぜアメリカを憎むのか : 悲劇の連鎖を断ち切るために
著者
書誌事項
イスラムはなぜアメリカを憎むのか : 悲劇の連鎖を断ち切るために
光文社, 2001.11
- タイトル別名
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Islam and the west
- タイトル読み
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イスラム ワ ナゼ アメリカ オ ニクム ノカ : ヒゲキ ノ レンサ オ タチキル タメ ニ
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内容説明・目次
内容説明
二〇〇一年九月十一日の直後に書下ろされた本書は、イスラム社会と西洋社会の長い対立の歴史を振り返ると同時に、両者が互いに及ぼし合った知的、文化的影響を検証することを目的としている。この歴史を考慮した上で、和平への道を真摯に模索しながら、我々がいま、政治的、宗教的に何ができるかを提言する一冊である。
目次
- 第1章 アメリカは、なぜ憎まれるのか?—イスラム世界とキリスト教世界の対立の歴史(イスラム帝国—イスラムの領土と化したキリスト教発祥の地;十字軍—エルサレム奪還を掲げた破壊と虐殺 ほか)
- 第2章 互いに愛と尊敬の念を抱くことは可能なのか?—イスラム世界とキリスト教世界の交流と調和の歴史(イスラム社会に根を下ろすキリスト教精神;ヨーロッパに多大な影響を及ぼしたイスラム哲学 ほか)
- 第3章 いま、政治に何ができるのか?—政治的自由とは「民主主義と法の支配」(リカードが描いたバラ色の世界経済;グローバル資本主義の破綻 ほか)
- 第4章 いま、宗教に何ができるのか?—宗教的自由とは「互いへの寛容と信仰の保護」(世界宗教をめざした二つの宗教;宗教の独善性が生んだ負の歴史 ほか)
- 終章 世界が融和し、平和に生きるために—政治的・宗教的自由の帰結は「平和」
「BOOKデータベース」 より