見える自然と見えない自然 : 環境保護・自然の権利・自然哲学

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見える自然と見えない自然 : 環境保護・自然の権利・自然哲学

田村正勝[著]

行人社, 2001.11

タイトル読み

ミエル シゼン ト ミエナイ シゼン : カンキョウ ホゴ シゼン ノ ケンリ シゼン テツガク

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内容説明・目次

内容説明

本書は、自然破壊の深刻さと、自然に関する訴訟の状況を受けて、「自然の生存権」より端的に「自然の権利」を、いっそう根本的に「自然哲学」によって根拠づける。それは、どのような権利か、どの程度までの侵害なら許されるのか、裁判はどのような審理となるのか。これらに関しても、自然哲学による「自然の権利」の基礎づけから、具体的内容が必然的に導かれるゆえ、明らかとなる。

目次

  • 第1章 環境権と自然哲学—「自然の権利」の哲学的基礎づけ(環境倫理と環境保護条約;自然の生存権と存在論的自然観;「自然の権利」の法制上の性格—自然の内在的価値と自然の権利)
  • 第2章 ドイツ自然哲学—シェリングの自然観をめぐって(有機体論的自然観と因果論的自然観;自然と精神の一致;自然の変容と生命共同体;一者としての自然と自然の循環構造;存在論的自然観の普遍性)
  • 第3章 自然観と技術観(科学技術の思想的基盤—「人間の自然史」から「自然の人間史」へ;自然の人間史と技術観の変遷)
  • 補論 ローカル通貨と自然哲学—自然環境保護の実践と基盤

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA54989498
  • ISBN
    • 490597853X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xviii, 258, 3p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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