乞食桃水逸話選
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乞食桃水逸話選
禅文化研究所, 2001.11
- タイトル読み
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コジキ トウスイ イツワセン
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内容説明・目次
内容説明
江戸時代、“乞食桃水”と呼ばれたひとりの男がいた。もとはレッキとした和尚だが、何を思ったか、寺を飛び出した。それより、乞食の仲間となり、また草鞋づくりの爺となり、最後は、京都洛北で酢を売って暮らした。その奇行と風狂は、ただの風顛漢か、あるいは、真の禅者か。
目次
- 仏像がオモチャがわり
- 葵の花はなぜ赤い
- 和尚、行脚に出る
- 垣根の塔婆を川へ流す
- 閑居、長物なし
- 菜園のコヤシ撒き
- 町奉行所へ出頭せよ
- 花壇の花を刈り倒す
- 和尚、韜晦のはじめ
- 乞食隊裡の桃水和尚
- 世間の是非、我れ関せず
- 乞食を埋葬する
- 大津の翁が馬沓
- 大津の翁はただ者にあらず
- 尼弟子と真の布施
- 有馬湯台の一幕
- 桃水和尚、老いる
- 豪商角倉の帰依
- 桃水、酢屋の通念となる
- 遷化
「BOOKデータベース」 より