日本における公と私
著者
書誌事項
日本における公と私
(公共哲学 / 佐々木毅, 金泰昌編, 3)
東京大学出版会, 2002.1
- タイトル別名
-
Public and private in Japanese context
日本における公と私
- タイトル読み
-
ニホン ニオケル コウ ト シ
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内容説明・目次
内容説明
「公」が国家に収斂されるのは日本特有の現象であろうか。日本の文化は、国家を超える次元に開かれた「公」が成立不可能なのか。日本の公私観念について、その原型と展開を歴史的観点から問い直すと同時に、現代の「公」や「公共性」の言説をめぐって検討する。
目次
- 発題1 日本的「公私」観念の原型と展開
- 発題2 日本的公私観念と近代化
- 発題3 公はパブリックか?
- 発題4 現代日本における公共性の言説をめぐって
- 発展協議(歴史的「公」と現代;人間の欲求と公共性 ほか)
- 発題5 他者に開かれた公共性
- 発題6 高度情報化社会としての日本における公と私
- 特論1 日本における公私問題
- 特論2 横井小楠における「公共」の思想とその公共哲学への寄与
- 特論3 日本の宗教状況における公・私と公共性
「BOOKデータベース」 より