志ん朝の風流入門
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志ん朝の風流入門
(ちくま文庫, [こ-21-1])
筑摩書房, 2002.1
- Other Title
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志ん朝の日本語高座
- Title Transcription
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シンチョウ ノ フウリュウ ニュウモン
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Note
「志ん朝の日本語高座」(PHP研究所 1985年刊) の改題
参考文献: p273
Description and Table of Contents
Description
春は桜にはじまって、神楽囃子は夏祭、秋はそぞろに寂しくて、炬燵火恋しい冬となる…日本人は、季節のうつろいに心情を重ね合わせて言葉をつむいできた。色鮮やかな四季の変化、こまやかな人の情、折々の行事…失われつつある日本の「風流」を、小唄端唄、和歌俳句、芝居や物語の中の言葉から選び抜き、古今亭志ん朝が粋な調子に乗せて語る。風流ことば再発見の一冊。
Table of Contents
- 春は桜にはじまって(鐘は上野か浅草か;木の芽立ち;目には青葉)
- 夏の祭は走馬燈(いづれあやめかかきつばた;虎が雨 ほか)
- 秋はそぞろ寂しくて(壁に鳴き入る虫の声;名月や池をめぐりて ほか)
- 冬は二つの年の渡し舟(炬燵火恋し;水の流れと人の身は;歳末点描;正月人事風物往来)
- 待たれる春(節を分ける;梅は咲いたか桜はまだかいな;花木のかけ橋)
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