時間・愛・記憶の遺伝子を求めて : 生物学者シーモア・ベンザーの軌跡
著者
書誌事項
時間・愛・記憶の遺伝子を求めて : 生物学者シーモア・ベンザーの軌跡
早川書房, 2001.12
- タイトル別名
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Time,love,memory : a great biologist and his quest for the origins of behavior
時間愛記憶の遺伝子を求めて : 生物学者シーモアベンザーの軌跡
- タイトル読み
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ジカン・アイ・キオク ノ イデンシ オ モトメテ : セイブツ ガクシャ シーモア・ベンザー ノ キセキ
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注記
文献: p412-420
内容説明・目次
内容説明
遺伝子に突然変異を起こさせたショウジョウバエを巧みに用いて、ベンザー一派の科学者たちは、時間感覚に異常をきたす遺伝子、記憶力に影響する遺伝子、そして愛の生活に決定的な変化を加える遺伝子を次々とみつけだし、その成果はいまや、マウスやヒトにまで援用されつつある。もはや科学者の好奇心が躍動する余地のないゲノムビジネスを尻目に、ベンザーたちが切り拓いた「行動の遺伝学的解剖」という分野が、21世紀科学のもっとも新鮮で刺激的な最前線になったのだ。数々の天才的な閃きがちりばめられた、その最初期から現在にいたる経過をあますところなくまとめあげた、ピュリッツァー賞作家ワイナーの最高傑作。全米書評家協会賞受賞。
目次
- 第1部 オッカムの城(かくも単純な発端;白眼のハエ;生命とは何か;天子の指;新しい研究と暗い片隅)
- 第2部 コノプカの法則(最初の光;最初の選択;最初の時間;最初の愛;最初の記憶)
- 第3部 ピケットの突撃(ショウジョウバエの腕;本能のクローニング;本能を解読する;焼き焦がされた翅;神の芸術作品;パヴロフの帽子;荒涼たる山;われわれの状態の結び目;ピケットの突撃)
「BOOKデータベース」 より