激闘ワールドカップ'98 : フランスから見とおす2002年
著者
書誌事項
激闘ワールドカップ'98 : フランスから見とおす2002年
(文春文庫, [こ-24-5])
文藝春秋, 2002.1
- タイトル読み
-
ゲキトウ ワールド カップ 98 : フランス カラ ミトオス 2002ネン
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注記
ワールドカップの歴史: p[365]
1998年刊の文庫化
内容説明・目次
内容説明
最大規模、32チームが参加した’98年W杯フランス大会で26試合を観戦した著者は、何を目撃したのか?悲願の初出場を果たした日本の奮闘、地元で初優勝を決めたフランスの歓喜、常勝軍団ブラジルの崩壊、初出場で3位というクロアチアの奇跡…知的批評の第一人者が、W杯の魅力を余すところなく伝える。全64試合記録付き。
目次
- 第1部 一次リーグ編(ブラジルが、若いロナウドにすべてを託すというのは、大きな賭けと言うしかない。すべては、準備を怠ってきたことのツケである。;最後にギャンブルに出た車範根監督の采配ミスだった。うまく守り切れば最低限勝点「1」が取れたはずだ。;攻め合いの展開で日本が勝つ可能性はゼロに近い。アルゼンチン相手に勝負を挑もうとするのなら、守備を固める以外に選択の余地はなかった。;後半の試合が日本ペースだったのだから、早めに攻撃をしかけてもよかった。ベンチワークに柔軟性が見られなかったのは残念。 ほか)
- 第2部 決勝トーナメント編(大会のベストゴールだった。オーウェンのゴールは、ラグビーのハーフバックが、ウィングにボールを回さず、自ら突破してトライを決めたようなイメージだった。;イタリアは局面局面でファイブバック、フォーバック、スリーバックを切り替えて守っているわけだ。それを、まったく混乱なく実行していく。;シュートかという瞬間、後方から追ったダーヴィッツがその右足にタックルした。ロナウドは倒れたが、ダーヴィッツのタックルはまったく正当なもの。;パスコースをいくつも確保して、次々と速い直線的なパスをつないでいくクロアチアの攻撃、二つのゴールはその典型のような攻めだった。 ほか)
- 64試合全記録
「BOOKデータベース」 より