小出楢重 : 光の憂鬱
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小出楢重 : 光の憂鬱
春風社, 2001.12
- タイトル読み
-
コイデ ナラシゲ : ヒカリ ノ ユウウツ
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内容説明・目次
内容説明
二重性の魔力に満ちた近代洋画界の鬼才、小出楢重画家の人生と創作の秘儀を孫が解き明かす。
目次
- 1 絵描きいうもんは、自分の描きたい思て描いた絵を買うてもろてんねんから、まあ、言うたら自分のウンコを買うてもろてんのと同じや
- 2 然し乍らパリーの美術は実にだめだよ。巴里で絵を習つてゐる奴の気が知れないよ
- 3 顔といふやつはねえ、妙に性格的な連想を呼び起こして僕の制作を乱して困る
- 4 お金の無いこと恐れることあれへん。お金無いからいうて騒いだり喧嘩したりすんのは俗人のすることや
- 5 芸術というもんは、あんまり“げんかい”なもんはあかんのよ…、楢重はんも、そないよう言うてはった
「BOOKデータベース」 より