ノヴァーリスの彼方へ : ロマン主義と現代

書誌事項

ノヴァーリスの彼方へ : ロマン主義と現代

今泉文子著

勁草書房, 2002.1

タイトル別名

Über Novalis : Romantik und Moderne

タイトル読み

ノヴァーリス ノ カナタ エ : ロマン シュギ ト ゲンダイ

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内容説明・目次

内容説明

言葉化を逸せられたものたちの悲哀の息吹に耳を澄ます詩人たち。ノヴァーリスからホフマン、賢治、ネリー・ザックスまで、初期ロマン派の情報処理術から今日のシミュレーション・アポカリュプスまで、詩業の根幹にせまり、メディアと感性のあわいを突く尖鋭にして華麗なエクリチュール。

目次

  • 越境者たち(「橋」ものがたり;流亡の歌—ネリー・ザックスにおけるユダヤ・亡命・境界;異郷にて—シューマン『リーダークライス』とアイヒェンドルフの詩)
  • 闇のエクリチュール(光と影のメディア戦略;狂乱する書記—初期ロマン派におけるセミオテクニックの始動;ワーグナーにおける女性像—ロマン派から「世紀末」へ)
  • 地下世界ネットワーク(地下世界通信;賢治とノヴァーリス—鉱物幻想の世界;メルヒェン考—ゲーテからノヴァーリスへ)
  • 増殖するもの(「廃墟」とロマン主義—断片が生い育つ;レンズ・襞・図書室—文学装置としてのバロッキスム;鏡とモデルネ—初期ロマン派からの美的転回)

「BOOKデータベース」 より

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