勝海舟と坂本竜馬
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勝海舟と坂本竜馬
(学研M文庫)
学研, 2001.1
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カツ カイシュウ ト サカモト リョウマ
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Description and Table of Contents
Description
龍馬の「剣客伝説」を書きかえる決定的史料発見!龍馬は本当に剣客だったのか?海舟40歳と龍馬28歳の出会いから龍馬の死までは5年しかなかった。「攘夷決行」の共同幻想が破れたとき、維新回天のリーダーとして二人はかたや徳川の軍艦を率い、かたや海援隊を率いて、武力による内戦に突入した。変革期における「明治維新」という短期プロジェクトの推進に賭けた、二人の「信用と信頼」関係が切々と伝わってくる。
Table of Contents
- 第1章 刻苦勉励(海舟を斬りにきた龍馬の挿話—まず常識を身につけよ;海舟の海軍整備計画と龍馬の海援隊構想—社会通念を超越する;阿部正弘の功罪—マスタープランをもて ほか)
- 第2章 人心掌握(“撃剣家”龍馬の虚構—立ち止まって考える;龍馬の蘭学修行—人間は突然に飛躍はしない;ファビュス中佐の伝習—付け焼き刃は無駄と知れ ほか)
- 第3章 一視同仁(吉田東洋の暗殺—長期的展望をもて;幕府崩壊の理由—「指導理念」と「熱意」;海軍に復帰した海舟—信用を築く ほか)
- 第4章 初志貫徹(失敗した薩長連合—小事が大切;西郷を叱りつけた中岡—気迫をもて;難航する薩長連合構想—次善の策をもつ ほか)
- 付録 坂本龍馬「剣客伝説」が覆った—書きかえられる英雄像
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