耳に残るは君の歌声
著者
書誌事項
耳に残るは君の歌声
(Book plus)
角川書店, 2001.11
- タイトル別名
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The man who cried
- タイトル読み
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ミミ ニ ノコルワ キミ ノ ウタゴエ
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内容説明・目次
内容説明
1927年、ロシア。美しい父親の歌声に包まれて、貧しくも幸せな日々を過ごしていた少女フィゲレ。しかし革命後の混乱により、父と娘は無情にも引き離されてしまう。少女は深い霧の中、離ればなれになった父を探しに、ひとり遙かな旅に出る。かすかに耳に残る父の子守唄を胸に抱いて…。ロシア、ロンドン、パリ、そしてニューヨーク—ヨーロッパ各国が戦乱に揺れた激動の時代、故国の言葉や愛する人々を失いながら、少女は旅行く先で生きぬくすべを見いだす。幾度となく涙を流した黒い瞳にも決して諦めの色が宿ることはない。強く儚い少女の歌声は、やがて触れ合うすべての人々に届いてゆくのだ—。監督サリー・ポッターが「20世紀を生き抜いたすべての人へ」という思いを込めて自ら筆をとった、切なくも力強い讃歌。
「BOOKデータベース」 より