天保謎解き帳 : 戯作者滝沢馬琴
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天保謎解き帳 : 戯作者滝沢馬琴
祥伝社, 2001.12
- タイトル読み
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テンポウ ナゾトキチョウ : ゲサクシャ タキザワ バキン
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内容説明・目次
内容説明
天保十二年(一八四一)、正月。江戸の鮫河橋谷町で奇妙な事件が起こった。町で評判の人面犬によく似た桶職人の万次郎が、へっついに首を突っ込み死んでいたという。果たして、事故か他殺か?直後、人面犬の飼い主である米屋の放蕩息子が消息を絶った…。話を伝え聞いた戯作者・滝沢馬琴は疑念を抱き、下掃除人の斧吉と嫁のお路に調査を命じた。齢七十五歳、目は見えずとも『南総里見八犬伝』を創作中の馬琴が、その博覧強記と想像力で繙いた事件の裏側とは?天保の改革間近の爛熟した江戸文化を舞台に、歴史の虚と実を織り交ぜた著者真骨頂の時代推理小説。
「BOOKデータベース」 より