深海の悪魔
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書誌事項
深海の悪魔
(C novels)
中央公論新社, 2000.8-2000.10
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シンカイ ノ アクマ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784125006611
内容説明
深海を疾駆する白い影—探索艇からの中継映像をよぎったその影はソナーに反応を示さず80ノットの高速で移動、撮影機材を瞬時に破壊した。発見者の海洋カメラマン芹沢と海洋学者はそれを新種の生物と仮定し調査に乗り出す。後日、小笠原父島で芹沢は謎のガス事故に巻き込まれた。変死者続出の原因は海から漂ってきた刺激臭。救助と解明のため海岸に向かった芹沢は浜を埋め尽くすゼリー状の発光体を目撃、しかし翌朝、それは跡形もなく消滅していた…。相次ぐ異常事件。日本近海で何が起こりつつあるのか。UMA発見か、何かの陰謀か。さらには中国海軍の小型潜水艇と潜水艦が「時速40ノットの鯨に激突され」沈没という報が!?—新感覚冒険小説、堂々誕生。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784125006710
内容説明
南海で発見された謎の海洋生物は「スピード・フィッシュ」と名付けられた。恐るべきスピードで船舶を襲い、一瞬にして鉄骨を溶かし、刺激性ガスで空気を汚染する。島嶼部ではガス中毒で多くの死者が発生。しかも、その個体は発見されるたびに巨大化し、とうとう空中を跳躍して内陸部をも襲う勢いに。小笠原・伊豆諸島を北上し東京湾を目指すかのような出没状況が報告されると、都心は大パニックに。避難を急ぐ人々で交通網は麻痺、強盗や暴動までが頻発。ついに政府は、陸海空の三自衛隊に治安出動命令を出した。謎の生物と人類の戦いの行方は—。
「BOOKデータベース」 より