利休その後三千家のルーツをたずねて
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利休その後三千家のルーツをたずねて
(ベスト新書, 33)
ベストセラーズ, 2002.1
- タイトル読み
-
リキュウ ソノゴ サンセンケ ノ ルーツ オ タズネテ
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内容説明・目次
内容説明
切腹した千利休を初代と数えれば、再興した二代少庵をへて三代目の宗旦で、侘茶の精神はひとつの極みに達する。だが、その息子たちの時代になって、千家は三つに分かれる。これは茶の湯に対する考え方に違いがあらわれた結果ではない。兄弟間に確執があったからでもない。時代と運命に翻弄されながら、侘茶の精神を継承しようと必死にもがいた茶人、あるいは家をなさず薄幸のうちに生きた茶人…、三千家それぞれの姿を綿密かつ丹念に描き、その謎に迫った。
目次
- 第1章 利休切腹
- 第2章 千家忍従の時代
- 第3章 謙譲の茶人—二代目少庵
- 第4章 三千家の礎—三代目宗旦
- 第5章 薄幸の茶人—長男・閑翁宗拙
- 第6章 武者小路千家の祖—二男・一翁宗守
- 第7章 表千家の祖—三男・江岑宗左
- 第8章 裏千家の祖—四男・仙叟宗室
「BOOKデータベース」 より