情と意の脳科学 : 人とは何か
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書誌事項
情と意の脳科学 : 人とは何か
培風館, 2002.2
- タイトル別名
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情と意の脳科学 : 人とは何か
- タイトル読み
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ジョウ ト イ ノ ノウカガク : ヒト トワ ナニ カ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書は、従来、人文・社会科学、哲学・宗教が明らかにしようとしてきた、「人とは何か」について、“脳科学”の立場からこたえようとするものである。“こころ”は、知・情・意から成るといわれるが、情によって意が高まり知が創られる。すなわち、脳のこころは“情”である。脳の本性が情にあり、情が受け容れられ意欲が高まり、知が創られ働くとすると、情動の科学的解明は脳科学の最も根源的課題である、との認識でまとめられている。内容は、「情と意の脳神経構築」「情と意の学習・記憶」「情と意の分子機構」「情と意の精神科学」「情と意が脳を創る」から成っており、情と意の立場からの最新の脳研究の成果が語られている。
目次
- 1 情と意の脳神経構築(大脳辺縁系・大脳基底核における情と意の出力機構;大脳辺縁系の細胞構築と神経結合 ほか)
- 2 情と意の学習・記憶(意欲と学習・記憶;大人の脳でもニューロンは新生する)
- 3 情と意の分子機構(中脳ドーパミンニューロンと情動機能;性ホルモンによる脳の性分化と機能の調節)
- 4 情と意の精神科学(精神分裂病:自我と社会性の脳内機構;こころとその病理の構造)
- 5 情と意が脳を創る(脳のこころ;脳と精神/情動と音楽の周辺)
「BOOKデータベース」 より