《南方文学》その光と影 : 中村地平試論
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書誌事項
《南方文学》その光と影 : 中村地平試論
(みやざき文庫, 11)
鉱脈社, 2002.2
- タイトル別名
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南方文学その光と影 : 中村地平試論
- タイトル読み
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ナンポウ ブンガク ソノ ヒカリ ト カゲ : ナカムラ ジヘイ シロン
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注記
『龍舌蘭』の連載「南方文学の光と影」 (2000年2月-2002年2月) に加筆・修正を加えたもの
参考文献: p310
内容説明・目次
内容説明
解き放たれた中村地平論。なぜ地平は“転向”せざるを得なかったのか。“南方”と“文学”と。その相克に身をおいて、時代と格闘した一文学者の精神の軌跡を、その作品を徹底して読みこむことで描き出し、地平の苦悩をひきうけつつ、“地方の文学”の可能性に及ぶ、渾身の本格評論。
目次
- 第1章 中村地平の文学的出発点
- 第2章 「郷土の文学」への傾斜
- 第3章 “南方文学”の成立
- 第4章 中村地平と戦争・南方体験
- 第5章 帰還・疎開・敗戦—戦時下の地平
- 第6章 地方と文学—戦後と地平
- おわりに—地方の文学・その可能性の沃野へ
「BOOKデータベース」 より