シュニトケとの対話
著者
書誌事項
シュニトケとの対話
春秋社, 2002.2
- タイトル別名
-
Беседы с Альфредом Шнитке
- タイトル読み
-
シュニトケ トノ タイワ
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注記
シュニトケ略年譜: 巻末p9-14
作品ディスク目録: 巻末p15-65
内容説明・目次
内容説明
マーラーからショスタコーヴィチへと連なる交響曲の本流を継承し、映画音楽を日々の糧としつつ、鉄のカーテンを貫いて吹き込む西側の音楽の手法を吸収し独自の多様式主義を確立した20世紀の巨星—ロシアの血を一滴も含まず、ドイツ人とユダヤ人の混血としてソ連に生まれたというアイデンティティの問題に苦しみながらも、普遍的な音楽、あまねく音楽に存在するバッハに至り、高と低、聖と俗、光と影、ポジとネガの相克の中から、より崇高な世界を創造する音楽をもって、20世紀芸術の可能性を追究した大作曲家のすべて。音楽の枠を遙に超えた問題を作曲において提起した作曲家と弓とペンを自在に操る名チェリストと、そして、読者とのスリリングな語らい。
目次
- 生い立ち
- 家族
- エンゲルスの暮らし、ウィーンの暮らし
- 音楽の勉強
- 文学の影響
- パステルナーク
- ロシア、ドイツ、ユダヤの文化
- 宗教と教会
- テクニックと本質
- 創作過程〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より