花衣ぬぐやまつわる… : わが愛の杉田久女
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花衣ぬぐやまつわる… : わが愛の杉田久女
(集英社文庫)
集英社, 1990.6
- 上
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- タイトル読み
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ハナゴロモ ヌグヤ マツワル : ワガ アイ ノ スギタ ヒサジョ
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注記
杉田久女の肖像あり
集英社1978年2月の文庫版
参考資料文献: 下p231-235
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784087495874
内容説明
大正から昭和にかけて、数多くの艶麗な句を遺し、女流俳句の先駆者として活躍した杉田久女。明治23年高級官僚の娘として鹿児島に生れ、開明的な雰囲気の中のびのびと成長する。やがて東京美術学校を卒業した杉田宇内と結婚、九州小倉で新生活を始めた。「貧しくても意義ある芸術生活」を理想とする妻は中学教師の職に甘んじて意欲に乏しい夫に失望していく。兄の手ほどきで俳句を始めた久女は高浜虚子の「ホトトギス」と運命的に出会い、才能が花開いていく…。女流文学賞受賞作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784087495881
内容説明
高浜虚子の提唱する“台所俳句”に惹かれた久女は一途に句作に打ち込み、次々と秀句を発表。天才俳人の名をほしいままにするが、昭和11年敬愛する師・虚子から突然「ホトトギス」同人を除名される。俳句にすべてを賭けた久女は、以来不幸な運命を辿る。夫との不和、俳壇の心ないスキャンダル、ダークな伝説にまみれた悲劇の人・久女。芸術と家庭の間で懸命に生きた“早すぎたノラ”の真実。長編評伝小説。女流文学賞受賞作。
「BOOKデータベース」 より