萬葉集と中国文学受容の世界
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書誌事項
萬葉集と中国文学受容の世界
塙書房, 2002.3
- タイトル別名
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万葉集と中国文学受容の世界
- タイトル読み
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マンヨウシュウ ト チュウゴク ブンガク ジュヨウ ノ セカイ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、中国文学(文物)との『万葉集』の関係、つまり『万葉集』への影響源としての中国文学(文物)という視点と方法を考察し、万葉集歌を益々深く理解しようとするものである。
目次
- 第1篇 『万葉集』と渡来書の世界(万葉集歌の文字表現の一種—「己津物」と中国古代思想;「莫囂円隣之大相七兄爪湯気」に関して—その訓義と天官書的世界;七夕歌と天官書的世界—巻十・二〇三三番歌の訓義との関連 ほか)
- 第2篇 山上憶良と聖武天皇宸翰『雑集』(聖武天皇宸翰『雑集』—その内部について;『万葉集』の名義と『雑集』—釈霊実・周趙王等の用例から;憶良の釈教的詩文—『雑集』との関係において ほか)
- 第3篇 令制下の官人歌人たち(大宰帥時代の旅人の周辺—その管下の歌人たち;旅人の妻の死をめぐって—冷制等との関係から;筑前の国守憶良の「敢布私懐歌」考—「天離る鄙に五年」の嘆き ほか)
「BOOKデータベース」 より