二十世紀の英国小説 : 文学と思想の間
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二十世紀の英国小説 : 文学と思想の間
丸善プラネット , 丸善出版事業部 (発売), 2002.1
- タイトル別名
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二十世紀の英国小説
- タイトル読み
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ニジュッセイキ ノ エイコク ショウセツ : ブンガク ト シソウ ノ アイダ
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注記
参考図書: p182-186
内容説明・目次
内容説明
「腕を伸ばして、のんびりするのさ。夕方がいちばんいい。みんなにも尋ねてごらんよ。夕方が一日でいちばんいい時間だって言うよ」—きまじめに「英国の偉大な執事」をめざしたスティーヴンス。その人生の黄昏は、決して「いちばんいい時間」とはならなかった。彼の犯した罪の名は「自己欺瞞」。ひとはなぜ、自分自身にうそをつかねばならないのか?20世紀の英国小説10篇を題材に、倫理、信仰、狂気、性、フェミニズムetc.を問う。
目次
- 文学と哲学
- ヘンリー・ジェイムズ—倫理意識
- ジョウゼフ・コンラッド—異様なもの
- E.M.フォースター—敬虔と楽天
- ジェイムズ・ジョイス—宗教と芸術
- ヴァージニア・ウルフ—狂気と自己
- D.H.ロレンス—性という深淵
- イーヴリン・ウォー—神なき時代
- アイリス・マードック—寛容の精神
- マーガレット・ドラブル—フェミニズムと実存主義〔
- カズオ・イシグロ—自己欺瞞
- 英国の小説
「BOOKデータベース」 より