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中国の文学史観

川合康三編

創文社, 2002.2

Other Title

Chinese views of literary history

Title Transcription

チュウゴク ノ ブンガク シカン

Available at  / 131 libraries

Note

その他の標題は巻末による

人名索引: 巻末p5-9

書名索引: 巻末p10-12

資料篇(日本で刊行された中国文学史): 巻末p[13]-130

参考文献あり

Contents of Works

  • 日本で刊行された中国文学史 : 明治から平成まで

Description and Table of Contents

Description

中国の研究者も交えた共同研究の成果である本書は、わが国の文学史研究における「近代への懐疑」という視点、中国における「20世紀の総括」という視点、その双方からこの百年の中国文学史とそれを支えた歴史観に光を当てて、今後の中国文学研究のあり方と方向性を見定める基礎的土台を形成する。資料篇「日本で刊行された中国史」は、明治から現在に及ぶまで可能な限りの書物を収集し、目次と解題を施して、その全貌を鳥瞰できるデータベースを提供する。文学史の問題を超えてわが国における中国観が如実に反映され、広く中国研究や近代史研究にとっても重要な資料となろう。

Table of Contents

  • 1 今、なぜ文学史か—序にかえて
  • 2 初盛唐期における復古文学史観の形成過程
  • 3 文学の歴史学—宋代における詩人年譜、編年詩文集、そして「詩史」説について
  • 4 葉燮の文学史観
  • 5 「母胎文学」の構想—中国の恋愛文学を手がかりに
  • 6 明治期刊行の中国文学史—その背景を中心に
  • 7 『支那文学大綱』と田岡嶺雲
  • 8 人情の探求と小説史の構築—笹川種郎著『支那小説戯曲小史』をめぐって
  • 9 林庚『中国文学史』を探る
  • 10 「民間」から「人民」へ—『中国文学史』上の正統論

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Details

  • NCID
    BA5618032X
  • ISBN
    • 4423900246
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    viii, 330, 130p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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