経済学とジェンダー
著者
書誌事項
経済学とジェンダー
(叢書現代の経済・社会とジェンダー, 第1巻)
明石書店, 2002.3
- タイトル読み
-
ケイザイガク ト ジェンダー
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収録内容
- ジェンダーと「経済学批判」 : フェミニスト経済学の展開と革新 / 久場嬉子 [執筆]
- 女性労働差別問題とマルクス派社会経済学の再構築 / 梅澤直樹 [執筆]
- 合理的経済「男」を超えて : フェミニスト経済学とアマルティア・セン / 山森亮 [執筆]
- 労働市場の分断と女性労働 : 二重労働市場論・SSAアプローチ・レギュラシオン理論を中心にして / 新井美佐子 [執筆]
- 家事労働論の現段階 : 日本における争点とその特質 / 竹中恵美子 [執筆]
- 人口問題と女性労働 : 人口の再生産とジェンダーに関する一考察 / 河内優子 [執筆]
- 「女性労働政策」の効果はどのように変わったか : 夫婦単位から個人単位へ / 石塚浩美 [執筆]
- 女性労働の国際比較 : 日本とオランダのパートタイム就労と雇用・社会保障 / 白石弘子 [執筆]
- フォーディズム・ポストフォーディズム・女性労働 : 社会的レギュラシオンの視点から / 若森章孝 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
本書は、70年代以降のフェミニズム労働論の課題を継承しつつ、経済学のなかにジェンダーの問題を位置づけようとする新しい動きを検証し、その意義を明らかにしようというものである。そして、本書の最も大きな特徴は、従来経済学がその領域から外してきた家族や世帯を、それ自体物質的基盤の一部としてとらえ、かつその内部の再生産労働(とくにケア)に新しく光をあて、生産領域と再生産領域という二つの異なった領域を統合(接合)して把握しようとすることにある。
目次
- 第1部 ジェンダーと「経済学批判」(ジェンダーと「経済学批判」—フェミニスト経済学の展開と革新;女性労働差別問題とマルクス派社会経済学の再構築;合理的経済「男」を超えて—フェミニスト経済学とアマルティア・セン;労働市場の分断と女性労働—二重労働市場論・SSAアプローチ・レギュラシオン理論を中心にして ほか)
- 第2部 生産・社会的再生産・ジェンダー(人口問題と女性労働—人間の再生産とジェンダーに関する一考察;「女性労働政策」の効果はどのように変わったか—夫婦単位から個人単位へ;女性労働の国際比較—日本とオランダのパートタイム就労と雇用・社会保障;フォーディズム・ポストフォーディズム・女性労働—社会的レギュラシオンの視点から)
「BOOKデータベース」 より